臨床工学技士が仕事で効率よく成果を出すには周りがやらないことをやる

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組織には2割の「仕事ができる人」、6割の「普通の人」、2割の「仕事ができない人」がいるという考え方があります。

「262の法則」と呼ばれています。

できる事なら自分も「仕事ができる人」の上位2割に入りたいと思いますよね。

上位2割に入るには、ちょっとしたコツがあります。

ライン工から臨床工学技士になり、就職後8年で役職持ちになった私、らいん工学技士がそのちょっとしたコツをお伝えします。

結論から言うと

らいんCE

仕事で成果を出すためには、周りの人がやっていない事をやる

これに尽きるといえます。
具体的にどうしたらよいか?ということを話していきます。

目次

今自分がどこのポジションか

今自分が262のどのポジションにいるのか?考えてみます。
大体の人は6割に該当する「普通の人」です。上よりの普通の人もいれば、下よりの普通の人もいます。もしあなたが「仕事ができない」2割の人であっても、あきらめる必要はありません。要領さえ押さえれば「仕事ができない」2割から一気に「仕事ができる」2割にステップアップすることもできます。

職場で仕事をしていると、みんながやっているルーチンワークみたいなものがあると思います。
ビジネスマンの方なら、電話対応したり、資料作成したり、会議に出たり、取引先に会いに行ったり・・・

私のような医療職の人なら、朝のカンファレンスで情報共有したり、カルテチェックしたり、患者さんの対応したり、記録をしたり、物品の準備したり、片づけしたり、・・・

これらの作業は、当然こなす必要があり、それなりにつぶしていきます。

同じ作業でも、何をやっても上手にこなす優秀な人っていますよね。
実はそういう優秀な人って、すべてが人より優れているわけではなく、何か1つ2つ周りの人より優れているところがあり、それによってそれ以外の所も、この人は出来るに違いないと勘違いさせているところがあります。

 例えば

  • コミュニケーションスキルが高くて、誰とでも打ち解けることができる
  • 何か一つの分野、製品とかサービスとか、技術について知識がある
  • Word、Excel、PowerPointなどが得意
  • プログラミングスキルがある

などなど

 はじめは得意でなくても大丈夫です。

好きこそ物の上手なれ

という言葉があるように、好きなことは長時間継続して作業に当たることができます。その結果、技術が上がるものです。

苦手なことをできるだけやらない

例えば、Word、Excel、PowerPointは得意だけれど、手書きの作業が苦手なら。

手書きの業務を見直しPCで入力し印刷するスタイルに変えていったり、PC作業を率先して行い、私は忙しいみたいな顔をして、手書き作業を他のスタッフにやってもらうことで、苦手なことをしないで、得意なことだけやってくことができます。

医療現場では、患者さんに針を刺す業務(採血や注射等)は苦手だけど、コミュニケーションをとることは得意という人もいると思います。そういう人はどんどんコミュニケーションをとる役割を買って出て、その代わり針を刺す業務をできるだけやらない、という働き方が成果が出やすいのです。

もちろん苦手なことも最低限はこなす必要があります。
世の中、何か人と違うことをしていると不公平だと訴える人がいます。
この人たちは「普通の人」である6割に属することが多く、安定を望みます。

周りがやらないことをトコトンやる

苦手なことをしないためには、自分の得意なことを、どんどん自分から名乗り出てやっていくことが重要です。世の中、最初に名乗り出て、最初に行動に移した人が得をします。

その内容が、周りのひとがやらないことであれば、なおさら良いです。

先行者利益とい言葉があります。「先発優位」とも呼ばれ、新しいことをいち早く取り入れて行動することで、そのメリットを受けることができます。

2005年今の病院に就職した私は、医療現場の台帳が手書きで溢れていました。

転記に次ぐ転記で、確認作業が煩雑でした。

病院の全PCにインストールされていた、MicroSoftAccessを使って、台帳のデータベース化に取り組みました。

患者さんの情報や、医療機器の台帳、業務日報の電子化です。

このMicroSoftAccessをつかった業務改善を就職した当初からやっていたせいか、周りからは

らいんくんはすごい!優秀だ!

なんて言われるようになりました。

らいんCE

ありがとうございます ・・・
やべ!過大評価されてる
頑張って他の勉強もしなきゃ

 おのずと、評価が上がりました。

正直私は、人の名前を覚えることが苦手で、人と話をするのもあまり得意ではありません。

さらに字がへたくそで、漢字も苦手です。

私が病院に就職当時はカルテへの記録は手書きだったので、かなり苦労しました。(今は電子カルテになってよかった・・・)

それでも、得意なことがあったため、苦手をカバーすることができました。

全く新しいことをやる必要もない

最先端のことをやる必要もなくて、他の施設、他の業界では普通にやっていることを、自分の職場に持ち込むこともOKです。

私の部署では、学会発表を経験したことがあるスタッフはいませんでした。

部署のセンター長からの勧めもあり、私の部署では初めて学会発表をしました。

発表の内容は別として、初めて行う事に関しては、評価は甘くなります。他の施設では当たり前のことでも、自分の施設で初めてのことは、評価は甘くなるのです。

決して評価されることを目的に新しいことをするわけではありませんが、組織の中で最初の一人になることで、結果として仕事がやりやすなるので、おすすめです。

まとめ

 仕事で効率よく成果を出すためには、自分が得意なことで、周りがやらないことをする。そうすることで、苦手なことをやらなくて済みます。

得意なことだけで勝負ができて、新しいことやるので、周りの評価も甘くなるし、成功した場合は評価が高くなる。
じつは周りがやらないことを、するということは

ローリスク・ハイリターン

なのです。

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この記事を書いた人

こんにちは!らいん工学技士です。
今は臨床工学技士をしています。昔は工場のライン工をやっていました。
毎日ベルコンベアーで流れてくる外装タイルの色分けしたり、箱詰めしたりしていました。
この仕事やべぇって!と思い、医療の世界に飛び込みました。
ライン工から臨床工学技士へ。それが私「らいん工学技士」。

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