こんにちは、らいん工学技士です。
私は、工場のライン工から臨床工学技士になりました。
臨床工学技士になるには、養成校を卒業して国家試験に合格する必要があります。
一般の仕事から臨床工学技士に転職をするには、まず養成校へ入学する必要があるんです。
養成校の学費。
気になりますよね?
今回は臨床工学技士養成校の学費についてお話ししていきます。
臨床工学技士養成校の学費について
学費は、はっきり言って高いです。養成校の合格をもらい進学を決意したら、まず入学金を支払う必要があります。
おおよそ30万円くらい。
この入学金、期日までに支払わないと合格が取り消しになってしまうので、臨床工学技士になると決めたら迷っている暇は有りません!
直ちに支払います。
合格通知に振り込み用紙が同封されていると思うので、養成校の指示に従い支払いを済ませます。
授業料、施設使用料、諸経費など合わせると1年でおおよそ140万円くらいかかります。
3年制の場合これを3年間、4年制の場合4年間と思ってもらっていいです。
3年制でも卒業まで学費だけで400万円以上必要。
さらに教科書代等が必要!ときたもんだ。
学費の工面について
入学時に在学中に必要な学費をすべて準備するのは正直難しいです。
とは言え、学費を貯めてから進学をすると、臨床工学技士として働く期間が短くなってしまいます。
私の場合は、
- 貯金
- アルバイト
- 奨学金
- 親のスネをかじる
工夫しながらなんとか卒業まで学費を支払う事ができました。
アルバイトをする
在学中のアルバイトで学費や生活費を工面することも考えてもよいと思います。
私は3年次の実習が始まるまでは、週2~3程度ファストフードの閉店後片付けのアルバイトをしていました。
毎月3万~5万円くらいの収入でしたが、日々の生活費、交際費程度は稼げていました。
収入としては、たいしたことはなかったのですが、やはりアルバイトでも社会に出ていないとできない経験というものは多く、アルバイト先の社員の方と将来のことを話したり、高校生や大学生の子と話したりと、給与だけでは経験もたくさんあります。
当たり前ですが、アルバイト中心になっていけません。
私は、病院実習が始まるタイミングできっぱりアルバイトはやめました。
3年制の養成校の場合、3年の夏ごろから病院実習が始まり、それが終わると就職活動と国家試験対策に入ります。
学業とアルバイトどちらが本業かわからなくならないように注意が必要です。
奨学金を借りる
私は日本学生支援機構(JASSO)(私が学生の頃は日本育英会と呼ばれていました)から貸与型奨学金を借りていました。
私の場合は1年生の後期から1年半の間借りていました。
社会人との期の貯金だけでは、卒業まで学費が足りないため、お世話になりました。
忘れていけないのは、この制度は借金だということ。
昨今の不景気、就職難で奨学金が返せない若者がいるというニュースはテレビで聞いたことがあると思います。
臨床工学技士の場合は国家試験さえ合格すれば、よっぽど就職難民となることはないので、無理のない額の借り入れなら問題ないと思います。
成績優秀者の学費免除を狙う
養成校によっては、成績優秀者の学費免除という制度があります。
これを狙うにはそれなりの努力と工夫が必要です。
この制度は養成校によって制度が異なり、免除額や選出人数が異なります。
私の出身校では2年生の前期後期で1人ずつ、3年生の前期後期で1人ずつ学費免除の学生が選ばれる制度がありました。
成績が優秀でいわゆる素行が良い学生が選ばれます。
1学年40人程度の学生の中から4人にチャンスがあるので、狙えない枠ではありません。
私は1度学費免除に選ばれたので、それが経済的負担の緩和になりました。
親に頼る
社会人から臨床工学技士を目指す人は、なかなか親の脛をかじるのには抵抗があると思います。とは言え卒業まで学費だけで400万円以上必要です。
親の支援を受けられる人は、甘えるというのも有りではないかと思います。
私は・・・というと、一般企業に就職後、臨床工学技士を目指すことを決めてから、ひたすら貯金して200万円程度貯めて進学しました。
それでも、3年間の学費には足りません。
両親と相談して援助を有り難く受けました。
その分就職してから、親孝行しています。
そして自分の子供が何か夢をかなえたいときのために、準備しています。親から子へ、子から孫へ思いを受け継いでいく。
それも親孝行なのかもしれませんね。
まとめ
お金の問題は何かと難しいです。
3年ないし4年の学費を社会人生活で確保することはなかなか困難かと思います。
アルバイト、学費免除、奨学金、等を活用していくと良いと思います。
アルバイトをするにしても本業の学業に影響が出てはいけないと思います。
私としては、学業を頑張ることで得られる学費免除を狙うことをお勧めします。
お金は大事だと思います。
ただ、お金と時間をかけてでも、手に入れた今の仕事に私は後悔はしていません。
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