私は4年生大学を卒業後一度一般企業に就職し、1年で会社を辞め、臨床工学技士養成校に入学しました。
いわゆる脱サラ臨床工学技士です。
(ある意味臨床工学技士もサラリーマンですが・・・)
ブラック企業や、働きにくい職場、非正規雇用の方で今の自分を変えたい!という方もたくさんいるんじゃないでしょうか?
ワンチャン今の人生を変えるために転職する。という選択をライン工時代の私は考えました。
そんな時出会ったのが臨床工学技士という仕事です。
このサイトは夢も希望もないライン工だった私が
- 社会人から臨床工学技士を目指す方法
- 社会人経験者が臨床工学士として成功する方法
についてまとめたものです。
臨床工学技士ってなにか?というと
病院には多くの職種の人が働いています。
医師をはじめ正看護師、准看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士などなど・・・本当にいろいろな職種の人が働いています。
臨床工学技士はそんな医療職のなかで医療と工学の両方に正通して、他の医療職と共にチーム医療を行い患者さんへ安全な医療を提供する一翼となる仕事です。
具体的には、人工透析を行う透析室で働いている人が割合としては最も多いです。医師や看護師と共に患者さんに安全で個々状態に合わせた透析医療を提供するため頑張っています。
心臓カテーテル室、手術室、ICU、内視鏡室、ME機器管理室などでも臨床工学技士は活躍しています。
医療ドラマ等で手術室で人工心肺というものを見たことがある方もいるかと思います。人工心肺装置を操作する臨床工学技士としてドラマ等に登場することもあります。
脇役ですが、それでもメディアで取り上げられると、まだまだ認知度の低い臨床工学技士としてはうれしい限りです。
ドラマで臨床工学技士が登場すると、主役はそっちのけで、臨床工学技士の活躍だけが印象に残ります。
臨床工学技士にはどうやってなるの?
そんな臨床工学技士になるには、高校を卒業して臨床工学技士を養成する3年制の専門学校または、4年制の大学を卒業し国家試験に合格する必要があります。
例外として工学系大学の単位取得や、看護師、検査技師などの資格持っている人は1年間で国家試験の受験資格が与えられる専攻科というものがあります。
私はというと、高校卒業後、工学部大学へ進学し、メーカーへ就職しました。医療機器メーカーではありません。
恥ずかしい話ですが、大学在学中は特に将来やりたい事というものが見つからず日々サークル活動とアルバイトと、それなりに学業をこなしていました。
結局やりたい事というものが見つからないまま大学を卒業し、就職してしまいました。
就職後、この仕事を一生やるのか?と自問自答し、悩みました。
人生で最も悩んだベスト5には入ると思います。
そんな時、看護師をしている友人から臨床工学技士という仕事を知りました。
調べに調べました。
工学部卒という自分の経験が生かせそうな気がしたこと、医療というものは、人から感謝される仕事でやりがいがあり、やりがいを感じて働きたいと思いました。その当時臨床工学技士の人が集まるネット掲示板をよくチェックしていました。書いてあることは正直よく分からなかったけれど、臨床工学技士の方々の熱意を知ることができました。
やってみたい!
このまま一生今の会社で働くのは嫌だ!!
そして臨床工学技士になることを心に決め3年制専門学校へ入学しました。
専攻科という選択肢もあったと思いますが、自宅から一番近い学校が3年制の専門学校であったこと、じっくり3年勉強して現場で活躍したいという気持ちから3年制専門学校を選びました。
まとめ
社会人経験者が臨床工学技士を含め医療系の仕事に転職したという話はよく聞きます。
理由はいろいろあると思いますが、資格があるのでよっぽど職にあぶれることはないという理由もあると思います。
資格を取るまでに時間とお金はかかりますが、やりがいはある仕事です。またの機会に、この内容について別記事にてさらに深堀していきます。
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