こんにちは、私は社会人を経験した後、脱サラして臨床工学技士養成校を経て臨床工学技士として働いています。
社会人経験者が臨床工学技士養成校で友人関係がどのような感じなのか?お話していきます。
この記事このような人に役に立ちます
- 社会人で臨床工学技士を目指している方
- 社会人で進学を検討している方
- 現役臨床工学技士学生で社会人経験者が気になる方
- 学生生活で友人関係で悩みがある方
現役学生のテンションに正直始めは戸惑うかも
現役の学生は高校卒業後の入学になるので、ほとんどの現役学生は18歳です。
あなたが何歳で養成校に入学するかにもよりますが、私の場合は年齢差というか現役学生の良くも悪くも若さに圧倒されました。
入学時、基本的にみんなほぼ、高校生なのです。
みんな若いので、肌艶が良く元気でした。
それよりも気になったのが、休憩時間に教室を走り回っていたり、男の子は髪型バッキバキに決めている子がいたり、大学を卒業して一度社会人を経験した私としては、はじめ
やっべ!カオスだ・・・
ここでやっていけるのだろうか?
と不安になりました。
でも半年もすればみんな少しずつ大人に・・・
始めは、現役学生との温度差に戸惑いました。
私の精神年齢が若返ったのか、みんなが大人になっていったのかは分かりませんが、半年もすると温度差は気にならなくなりました。
私も高校卒業後、大学に進学した当時はこんな感じだったのかもしれません。
みんな高校とはちがい自由はあるけど、責任もある程度求められる学生生活、アルバイト等を通して社会とかかわりを持つことで、少しずつ大人になったのかな?と分析しました。
社会人経験者の養成校での中の立ち位置
大体1~2か月くらいすると、学部の中でグループが出来上がっていきます。
元気な男子学生グループ、割と地味な男子学生グループ、元気女子学生のグループ、割と地味な女子学生のグループです。
社会人経験者はどうかというと、その人の資質によると思います。類は友を呼ぶとも言いますし、似たような学生が集まります。
社会人経験者は1学年に4~5人はいます。
社会人グループという集まりとなることもあると思いますが、私の学年は社会人だから社会人グループになるとかいうことはありませんでした。
大学と養成校を経験した私の印象は、大学は同学年同学部の人数が200人程度でしたが、4年生になり研究室に入るまでは、サークルの友達だったり、学部の友達だったりほぼ固定の数人と同じ時間を過ごしていました。
養成校は、派手目の子も、地味目な子も40人程度の人数ではありましたが、養成校を卒業するころには一つにまとまっている印象でした。
臨床工学技士養成校の学生の団結力は強力
私、大学は工学部に所属していましたが、工学部といってもそれぞれの学生が目指す目標は異なります。
公務員を目指す学生もいれば、大手企業を目指す学生、研究開発をやりたい学生、大学院へ進学する学生など・・・
みんな目標が違うのです。
それにくらべ、臨床工学技士養成校はみんな臨床工学技士になるという共通の目標をもって学生生活をおくっています。
プライベートや趣味の話は合わない学生同士でも、臨床工学技士を目指すという共通の話題はあります。
なので、養成校でのグループというのも、2年生3年生となっていくと曖昧になっていきます。そして卒業するころには学年全体が一つになったと実感しています。
現役学生とうまくやるコツは壁を作らないこと
現役世代の学生とうまくやるには、とにかく壁をつくらないことです。
相手を変えることはできないものです。変われるのは自分だけです。自分が成績優秀で人生経験も現役学生より豊富であって、自分が他の学生より優れていると思っていると、知らず知らずの内に壁を作ってしまいます。
現役の学生は社会人経験者より、自分が持ち合わせている時間とチャンスが未知数で、どのように努力したら結果が付いてくるのか気づいていないのです。
社会人経験者は基本年上感は見せずに、決めるところは「俺の背中を見ろ!」というスタンスで行けばよいと思います。
別に社会人経験者がリーダーになる必要はない
現役学生の中で、社会人経験者はリーダー的な役割を担うことが多いです。
やはり18歳19歳の学生からすると、コミュニケーション能力が高い人や、人生切羽詰まった感から勉強をよく頑張り成績優秀な人がいます。
私は、それほどコミュニケーション能力は高いほうではありませんが、勉強は本当に頑張っていたので(人生切羽詰まっていました)成績優秀でした。
成績が優秀だと、先生からの信頼も高くなり色々情報が入ってきます。
テストの情報だったり、就職先の情報だったり。それをほかの学生にフィードバックしているうちに、学年をまとめる立場になりました。
ただ、私以外の社会人経験者も、持ち前のトーク力だったり、宴会部長っぷりだったり、誰よりも真面目で誠意的であったり、それぞれみんな味がありました。
まとめ
社会人経験者が臨床工学技士養成校に入学すると、はじめは現役学生のエネルギーに戸惑い、すぐになじみます。
そして卒業するころには、社会人経験者の味を出しながら、気が付くと社会人経験者、現役学生とまったく遠慮のない同期という存在になっていました。
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