臨床工学技士養成校に進学したれど、なかなか勉強に集中できません。
どうしたら、成績があがりますか?
勉強がはかどるコツみたいなのがあったら教えてください!
こんにちは!らいん工学技士です
私の経歴は、工学部大学卒業→一般企業に就職→1年で退職→臨床工学技士養成校に入学→病院に就職→今に至る。
です。
私は中学・高校とそれほど勉強は得意ではありませんでしたが、
養成校は首席で卒業しました。
大学も一流大学をでたわけでもありません。学力的なところを言うと、可もなく不可もない平均的な成績をずっと維持してきました。
そんな私が、臨床工学技士養成校でどのようにして主席で卒業したのかを説明していきます。
この記事の内容は、今学生の方にはもちろんですが、社会人の方にも参考になると思います。
勉強する目的を持つ
私の場合、大学入学までの勉強というのは、大学に入るための勉強であり、その後何をするのか、考えていませんでした。そりゃ、受験勉強は高校生の自分にしてみれば、頑張っていたと思います。でも大学に入るための勉強って、勉強をする上での強い動機付けにならないんです。(私の場合・・・)
大学在学中の勉強は、気が付いたら卒業するための勉強になっていました。
私はいわゆる「意識低い系の学生」だったのです。
一度就職をして、人生の危機(大げさ)を感じて、臨床工学技士を目指そうと志してから、急に勉強する目的が明確化されたのです。
- 勉強する理由は臨床工学技士になり病院で働く。
- そのなかで自分の専門分野を伸ばして、活躍したい!
このような明確な目的が生まれたのです。
同じ勉強をするにしても、何のために勉強をするのか。それがはっきりしている人と、そうでない人では、結果に大きな差が生まれます。
目的がはっきりしてからの私は、勉強を毎日続けることも、長時間続けることも苦にならなくなりました。
だた、気持ちだけでは、長続きしません。
気持ちがのっている状態は工夫をしないと、萎えてしまいます。
毎日続ける事、長時間続けるコツを説明します。
勉強する場所を工夫する
勉強をする場所ってすごい重要です。
私が行っていた場所の工夫は、色々な場所で勉強をする。という方法です。
具体的に言うと、私が養成校時代勉強をしていた場所は
- 養成校近くの図書館
- 養成校の自習室
- 自宅近くの図書館
- 自宅
基本的には私は、自宅に帰ると勉強をしたくなくなるタイプ
お気に入りの場所は図書館です。
図書館の自習コーナーは周りがみんな勉強しているので、自ずと勉強に身が入ります。
養成校の放課後は、ほぼ毎日最寄りの図書館へ移動し、資格試験の勉強や日々の授業の復習、テスト勉強をしていました。
図書館のいい所は、調べものがすぐ出来るというところもあります。
医学書や、物理の参考書、法律関係の本など、行きつけの図書館はどこにどんな本があるのか、把握できているので、調べたいときにすぐしらべることができます。
インターネットが進歩して、通信環境が快適になり、大体の事はGoogle先生が教えてくれますが、専門的な事は有料コンテンツになっていたり、そもそもWebでは調べられないものが多くあります。
図書館なら、そんな有料級の情報がタダで閲覧できます。
ダダで勉強する環境を得られて、タダで情報が手に入る。
こんな素晴らしい所は他にはありません。
養成校の自習室は、図書館の休館日に利用していました。
図書館って何故か月曜日が休刊日の所が多いんですよね。そんな時は養成校の自習室です。
同級生と一緒に勉強する時はいいですが、どうも集中できないのです。
自宅近くの図書館は、夏休や、日曜日など、休みの日に集中して勉強したいときに利用していました。資格試験の前や定期テスト前には弁当持参で朝開館から夕方閉館まで図書館にいたこともあります。
やっぱり図書館最強です。
そして自宅
私の場合あまり集中できない場所です。これは社会人となった今でも同じです。
自宅には、テレビや雑誌、ゲーム等々、誘惑がいっぱいです。どうしも、視界にテレビや好きな雑誌、ゲームが入ると一瞬
勉強するのか?テレビをみるのか?雑誌を読むのか?ゲームをするのか?選択を迫られ、強い心をもって勉強を選ばなければなりません。
人間は選択をする度に心が疲弊するといわれています。
勉強以外することがない場所、図書館等に移動することで、その選択から解放されます。
毎日勉強する
当たり前ですが、毎日勉強するという事って大切です。1週間7日あるところ6日間は何かしら勉強をすることが大切です。
飲み会とか、趣味の時間とかもあるので、1週間のうち1日くらいは、いいとして・・・
継続をするには、やはり環境が大切です。
先に述べた通り、図書館を利用することで、図書館に行けば勉強するという習慣が身に付きます。気分が乗らない時は30分くらい机に向かって、そこで切り上げればいいと思います。
気分が乗らない時は勉強の内容よりも、勉強する習慣を乱さないことが重要です。
私の場合、放課後1時間は図書館で勉強する決めていました。
気分が乗ってくると閉館時間まで勉強を続けますが、気分が乗らない時は30分くらいで切り上げます。
只々、休館日以外は図書館に行って机に向かっていました。
習慣って大切です。
記憶のメカニズムを理解する
勉強というのは、どうしても記憶力に頼るところが大きいです。数学や物理は解き方を理解する、いわゆる訓練的な筋トレ的な要素があります。その反面、医学系の内容は記憶力を駆使する必要があります。
記憶の定着は
「強化と関連付け」により行われます
強化というのは、繰り返し書いたり声に出したりした記憶に定着させるという物です。
ノートにまとめ、重要事項は赤インクで書いて、赤下敷きで隠して繰り返し覚えるなんて言うのは強化です。
関連付けというのは、複数の事柄を関連付けて覚えるという物です
例えば、いい国作ろう鎌倉幕府 1192年 のように語呂合わせで覚えるなんて言うのは関連付けによる記憶の定着です。
医療系の内容を勉強していて思ったことは、一つ内容がいろいろなところでつながってい来ることが多く、強化により記憶を定着させる過程で、関連付けを意識することで、これと、これは関連している。
という発見があり、記憶の定着に役立ちます。
私は覚えることをノートにびっしりまとめていました。
始めはサラッとスペースを空けてノートにまとめて、関連する事項をノートの隙間に所狭しと書き込むことで、関連付けて覚えることができます。
まとめ
まず勉強で結果を出すためには、しっかりと目的をもって取り組むことが大切です。これは仕事にも言えることです。何のために取り組んでいるのかを明確にしておくことは、モチベーションに大きく影響します。
勉強をする場所は、その人その人で好みはあると思いますが、私は図書館が一押し!
なぜなら勉強する環境が整っています。
周りがガチで勉強してるので、やらないといけない感が漂っているし、調べものもすぐにできます。
そして毎日継続すること。
原則休まない。
30分でも机に向かう。
この気持ちが大切です。
そして、記憶のメカニズムは「強化と関連付け」です。
繰り返し書く、声に出す強化と、覚えるべきことを関連付けて覚える問うことが記憶の定着に有効です。
勉強のテクニックと言うより、精神論や取り組み方についての内容となりましたが、これで十分結果が出ます。
この記事が、参考になれば幸いです。
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